フッ素樹脂コーティングについて フッ素樹脂コーティングの中で最も歴史が古く需要の多い代表的なコーティングは、家庭用品のフライパン、アイロンなどに加工され広く普及しており、又産業機械にも多く使用されています。　   フッ素樹脂ライニングについて フッ素樹脂ライニングは完全耐蝕を目的とした用途に用いられ、その種類も増えています。耐蝕ライニングの場合均一な膜厚とピンホールをなくすためライニング製缶が必要です。設計の段階で使用薬品、温度、形状などをお知らせ頂ければ最適に樹脂を選定し缶体構造についても充分にご説明致します。   フッ素樹脂コーティング、ライニングの特性 �@広い使用温度範囲を持っている 通常コーティング　連続で−１００℃〜＋２６０℃ 中低温コーティング　連続で−４０℃〜＋１８０℃ 通常ライニング　連続で−１００℃〜＋１２０℃   �Aすぐれた耐薬品性を持っている フッ素樹脂は高圧下のフッ素ガス、熔融アルカリ金属など特殊な薬品を除いて全く浸されません。   �B低い摩擦係数を持っている フッ素樹脂はあらゆるプラスチックの中で最も摩擦係数が低くすぐれた自己潤滑性を持っています。　   �C非粘着性、離型性を持っている 粘着物が付着しにくく、又付着しても容易に離型することができます。   �D優れた電気的特性を持っている　 フッ素樹脂は電気絶縁性が良好で、高周波特性も優れています。